三池焼は、赤い器(辰砂釉をかけた やきもの)を特徴とする熊本の窯元です。ゆのみ・珈琲碗・皿・鉢・それに花器…和食器全般を陶芸作家が心を込めて作っています。






銅を着色材としてふくむ赤い釉薬のことを辰砂(しんしゃ)といいます。

中国の元の時代に釉裏紅(ゆうりこう)として出発した辰砂は、

清の時代に今日見られるような赤い釉薬になりました。

焼き物の中で出しにくい色の一つとして知られ、

釉薬の調合、厚さ、素地土、焼き方の

四つの条件がうまく揃ってはじめて良い色が出ます。

また、ふちの部分が白くなるのは辰砂の特徴の一つで、

他の着色材(鉄など)で出す赤色と見分ける

ポイントになります。

りんご鉢。りんごをイメージして作っています。

そのふちの部分の白色と、本体の赤色のバランスも

辰砂を楽しむ一つの要素になると思います。

当窯元では、開窯(1975年)以来辰砂に取り組み、

代表的な色として今日に至っております。

現在、うすい赤色、濃い赤色、また、つや消し状の赤色など、

色々な赤色がありますが、今後これらを更に発展させ、

新しい辰砂を目指して努力しています。

辰砂の窯変。
(辰砂の窯変。稀に、このように面白い出方をします。)


もっと詳しい説明は、こちら → 辰砂について